お待たせ致しました。2021年度(令和3年)の時間割を一部ご案内いたします。
当塾の高校部・大学受験部では2020年度から新たに「グレード制授業」を導入いたしました。
稲伸ゼミナールでは長年にわたり、小学生から大学受験生まで一貫し、「自ら学ぶ、主体的な子供の育成」を掲げて指導してまいりました。その中で、お互いに切磋琢磨しながら高い志を掲げてチャレンジする子供たちの姿を目の当たりにしてきました。「学校で1位になれた!(大手前生)」、「UWCの海外派遣留学生に内定した‼(丸亀高校2年生)」など、夢に向かって着実に前進できる子供と共に日々の指導を行っております。感心するとともに、私共の指導方針は間違っていない、と再確認できました。
一方で、頑張り切れない子供たちの現状にも日々真摯に向き合っております。学習を通じて達成感を持てた生徒は、積極的に考え、自ら実行する日々を送れていますが、そうではない子供たちもたくさんいます。そのようなうまく走れない子供たちにも、指導者として無力になりたくはありません。ともに寄り添うことで夢に向かって手助けしたい、この一心から、2020年から稲伸ゼミナールは大きな改革を断行いたしました。
それが「グレード制授業」です。主に高校内容の英語・数学・国語の集団対面授業に導入致します。従来は「高校1年」「高校2年」など学年の枠ごとに授業を構成してきました。しかし、一人ひとりの弱点は当然皆違います。勉強ができるようになるためには、まず基礎内容の本質を理解し、思考し、自分の弱点を発見し、それをコツコツ修正し、克服することが不可欠です。ただ、目標を持っていても学年が上がれば、日々の学校の宿題に追われるなどの、自分ではどうすることもできない状況に追い詰められることもあります。また、時間などの制約から、「本質理解に基づき、思考力や表現力、判断力を養う学習の向き合い方」が身についていない子供たちがたくさん取り残されているのです。そんな生徒の多くは、勉強しきれず時間切れの状態で入試会場に行くことになります。時間は限られているのです。だから学習効率を上げることも重要です。自分を変えたいのだけれど、まだ変えられていない子供たちにも、一隅を照らせるように、高校内容の授業を再構成いたしました。これは、学習を通じて自らの成功体験をより多くの子供たちに実感してほしい、という願いからです。
「グレード制授業」は自分の目的や習熟度に応じて自由に選択し受講できるシステムです。
例えば、英語が苦手な生徒の場合、「Grade A(高1内容、英検準2級レベル)」の授業と「Grade B(高2内容、英検2級レベル)」の授業を併用します。これにより英語の学力が短期間で改善します。
逆に、すでに「Grade A」が定着している生徒は、「Grade B」を受講します。実際に過去に個別対応クラスでは、飛び級で高いグレード授業を受講した生徒もいました。
高1,2の間、部活動などで勉強時間がほとんど持てなかった生徒は、基礎を代ゼミで高速で学習しながら、「Grade C(大学入試対策)」を併せて受講して入試までに学力が間に合うよう指導します。
私どもは集団講義型対面指導と自立学習型個別指導を30年実践してきました。その指導経験から、講師と生徒が考えを練り合い深め、理解しやすい対面授業の意義と、生徒一人ひとりに寄り添ったコーチングの重要性を実感しました。これが今回の「グレード制授業」導入の意図です。
どうぞ皆様、この方針にご納得いただき、皆様のお子様が天高く飛翔できますよう、稲伸ゼミナールの扉をたたいてください。心よりお待ちしております。
①受験指導GradeAは高校1年生が履修する内容の指導プログラムです。(基礎~標準レベル)
②受験指導GradeBは高校1・2年生が履修する内容の指導プログラムです。(基礎~標準レベル)
③受験指導GradeCは大学入試に直結した指導プログラムでおもに「共通テスト対策」「総合(標準)」「2次私大対策」に分かれます。
これ以外に④大学受験対策映像授業「代ゼミサテライン予備校速習講座」(国数英理地歴公民)を個別対応で履修できます。
また
⑤評定対策学校別「サクセスフォロー英数」のコースもあります。
詳しくは講師との面談にてお話しいたします。
以下はコースの時間割です。